ドイツでの2シーズンのプレー経験(4部、5部)のある筆者がドイツサッカーのリアルな実態をお伝えしていきます!
今回は「ドイツサッカーリーグの仕組み・リアルな環境」について紹介します。
この記事でわかること
- ドイツリーグの仕組み
- ドイツプロ・アマチュアリーグのプレー環境
- 筆者がプレーした5部クラブのリアルな環境
- 日本との環境の違い
ドイツサッカーリーグの仕組み
ドイツサッカーは日本と同様に複数のプロリーグ・アマチュアリーグ(社会人リーグ)から組織されていますが、その競技人口、クラブ数は日本に比べ多く世界屈指です!
まず、ドイツは1部〜3部リーグが全国リーグで、ブンデスリーガと呼ばれます。この3つのリーグは完全にプロリーグとして成り立っています。
その次のドイツ4部リーグはドイツを5つに分けた地域から成り立ち、プロとアマチュアが混合するセミプロリーグで、レギオナルリーガと呼ばれます。
レギオナルリーガには3部リーグとの昇降格をしているチームのほか、ブンデスリーガのセカンドチームなども多数在籍しています。
そして5部リーグはオーバリーガと呼ばれ、4部リーグよりもさらに細かく地域分けされています。5部リーグ以下は、個人がチームとプロ契約をしている選手もいますが、基本的にはアマチュアリーグとして成り立っています。
その下は地域によって呼び名や存在が変わりますがはなんと9部リーグ〜11部リーグまであるんです、、!
プロ・アマチュアリーグのプレー環境
私の実際の経験から、ドイツ4部のクラブであれば立派な天然芝のスタジアム、それとは別に天然芝のグラウンド、経済的に余裕のあるクラブになればさらに多くのグラウンドや人工芝のグラウンドを所有しているクラブもあります。
また、クラブハウスにジムや食堂がある場合はそれが利用できたり、クラブが提携しているジムを使えたりすることもあります。
5部以下のクラブであっても、大きさは様々ではありますが、基本的にほとんどのクラブがクラブハウスと天然芝のスタジアムを所有しています!
クラブハウスの中にはロッカールームやシャワールーム、ミーティングルーム等がついていて選手であれば全て無料で利用することができます。
私が所属していた5部のクラブには、かなり立派なクラブハウスと天然芝のスタジアム、人工芝のミニコートがあり、提携している街のジムが無料で利用可能でした。クラブハウスには、それぞれにシャワールームがついているロッカールームが3つあり、ミーティングルームや、2階には試合を観戦できるスペースなどがありました。他には、アウェーの試合行く際のチームバスが1台と、バンが何台かありました。
この規模の施設は5部の中では充実しているだと思います。
個人的には、リーグが下部になればなるほど(6部→7部→…)天然芝のピッチコンディションが悪くなり、ボコボコしているイメージです。
クラブハウスの規模はそれぞれのクラブによって異なりますが、基本的に天然芝のピッチ1面とシャワールームのついたロッカールームはほとんどのクラブが所有しています。
日本との違い・まとめ
今回はドイツのサッカーリーグ、リアルなプレー環境についてお伝えしてきました。ドイツではプロ、アマチュアに関係なく、ほとんどすべてのクラブが自分のクラブハウスとスタジアムを持っています。日本のプロではない社会人チームではありえない環境ですよね。
今回はドイツリーグの仕組みと環境について、実際の経験をもとに紹介しました。他にもドイツアマチュアリーグのレベル感やドイツサッカーに向いている選手、リアルな給料実態などについて発信していきますので是非チェックしてみてください!!
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